■ 試合結果
9月18日、Gtechコミュニティスタジアムでプレミアリーグ第5節、
ブレントフォードとチェルシーが対戦し、3-0でブレントフォードが
勝利。チェルシーはリーグ戦3試合未勝利となり、開幕から5試合
連続で複数失点という厳しい記録が続くことになった。
■ フォーメーション

チェルシーは4-3-3、ブレントフォードは4-2-3-1で対戦。
■ 拮抗した前半、活性化したのは左サイド
試合はチェルシーがボールを保持し、奪われてもすぐに奪い返す
展開が続いた。ただし完全に崩し切る場面は少なく、際立った
決定機はコール・パーマーのスルーパスから生まれる場面が中心。
パーマーへのマークは終始厳しかったが、それでも攻守にわたって
存在感を発揮していた。
攻撃が活性化していたのはチャバリアが起点となる左サイドで、
動き出しからの裏抜けやドリブル突破で幾度もチャンスを演出。
一方、ブレントフォード29番(チャバリア)への対応にはブレント
フォードのシステム上の課題も見え隠れしていた。
■ セットプレーとカウンターで沈められた後半
均衡を破ったのはブレントフォード。61分、コーナーキックから
ジェイドン・アンソニーがヘディングで先制点を奪った。チェル
シーはここまでセットプレーからの失点が課題となっており、
今季5失点目をこの形で献上する格好となった。
70分、チェルシーはフォファナとウェルベックに代えてクエンダと
アチェアンポンを投入。4-4-2にシステムを変更し、ロジャースと
パーマーの2トップ、クエンダが左ウイング、アチェアンポンが
右サイドバックに入る布陣となったが、ウェルベックはこの日
ボールが収まる場面が少なく、交代前は苦しい時間が続いていた。
システム変更後もチェルシーがボールを握る時間は続いたが、
83分、ブレントフォードのショートカウンターからイゴール・
チアゴが追加点。そして90+4分にはファビオ・カルヴァーリョが
ダメ押しゴールを決め、試合を3-0で締めくくった。
■ 考察
チェルシーはボール保持自体は安定していたものの、パーマーの
スルーパス頼みになる場面が多く、崩し切るシーンを量産できな
かった。守備面でもセットプレーの脆さが改めて露呈し、今季
すでに顕在化している課題がこの試合でも影を落とした形だ。
一方でブレントフォードは、前半こそ耐える時間が長かったものの、
一度均衡が崩れると勝負どころを的確に押さえた。セットプレー
での先制、その後のショートカウンター2発という試合運びは、
まさに勝ち切るチームの戦い方だったと言える。勝利後のスタジ
アムの雰囲気も含めて、ホームチームらしい一体感のある試合
だった。
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