■ 試合結果
10月19日(現地18日)、La Liga第9節がサンチャゴ・ベルナベウで行われ、レアル・マドリードがセビージャを4-1で下した。前半30分にアルダ・ギュレルのゴラッソで先制すると、前半37分にエムバペが個人技で追加点。後半18分にはエムバペがPKをパネンカで決めてドブレーテを達成し、セビージャに1点を返された直後の後半37分にはディオマンデが右足を振り抜いてダメ押しした。レアルは3位に浮上し、次節は10月25日(日本時間26日)にカンプ・ノウでバルセロナとのエル・クラシコを迎える。
■ フォーメーション

レアルは4-2-3-1、セビージャも4-2-3-1で対戦した。レアルはGKクルトワ、最終ラインに右からバルベルデ、コナテ、ハイセン、ククレジャ。ダブルボランチはチュアメニとギュレル、2列目は左からディオマンデ、ベリンガム、エンドリッキ、1トップはエムバペという布陣だ。バルベルデを右サイドバックで起用し、出場停止中のヴィニシウスのポジションにはディオマンデが入った。対するセビージャはGKブラホディモス、4バックにスアソ、サラス、カストリン、イグレシアス、ボランチにフォファナとアグメ、2列目にコレイア、フェルナンデス、バルガス、1トップにウーレを置いた。
■ 左サイドを起点にボールを握るレアル、バルベルデのシュートはエムバペに当たる
序盤はレアルがボールを保持する展開で、攻撃の起点は左サイドだった。ククレジャとディオマンデを起点にエムバペ、ベリンガムが絡み、シュートまで持っていく形を作った。前半16分にはベリンガムが左サイドからドリブルで突破し、最後はバルベルデがシュート。しかしこれがエムバペに当たってしまい、当たっていなければゴールという場面だった。そのエムバペはその後ボールタッチが悪く、少しコンディションが不調なのかと思わせる様子だった。
■ ベリンガムの逆サイドへのパスから、ギュレルが魔法の左足で先制
ギュレル、ベリンガムから大胆な逆サイドへのチェンジなど良質なパスが供給され、チームにリズムができていく。前半30分、ベリンガムの逆サイドへの激うまパスで展開すると、ディオマンデが左サイドでドリブル。最後は走り込んできたギュレルが魔法の左足で逆サイドネットに突き刺すゴラッソで先制した。
■ ベリンガムのノールックパスからエムバペが個人技で追加点
前半35分には、ギュレルから裏へ抜けたバルベルデへのパスが印象的だった。最後はエムバペにつないだがゴールには至らず、ギュレルのパスセンスが光るシーンだった。その直後の前半37分、ベリンガムのノールックパスを受けたエムバペがターンを上手く使ったドリブルで突破し、追加点を奪った。簡単に個人技で点を取れることを証明した、まさにTHEレアル・マドリードという1シーンだった。調子悪く感じたけど全然そうでもなかったみたい。
■ ディオマンデのスルーパスからPK獲得、エムバペがパネンカでドブレーテ
後半18分、ディオマンデが中央でボールを受け、簡単に1人をかわしてエムバペへスルーパス。通らなさそうに見えたが、エムバペが超スピードで相手の前に入った。相手もまさかそこにもういるとは思っていなかったのか、体を当てて倒してしまいPKに。これをエムバペがパネンカで沈め、ドブレーテを達成した。
■ クルトワのスーパーセーブ、セビージャに返されても最後はディオマンデが一閃
セビージャも何度か決定機を作ったが、クルトワがいつも通りのスーパーセーブでゴールを割らせなかった。後半35分にはセビージャに1点を返されたが、直後の後半37分、ディオマンデが左サイドから個人で突破し、右足を一閃して追加点を奪った。味方に遠慮してパスを選択するシーンもあったが、思い切りのよいシュートで結果を残した。
■ 考察
エムバペ、ベリンガム、ギュレルは世界最高レベルだと、あらためて感じさせる試合だった。当たり前かもしれないが、個人のスキルが恐ろしく高い。戦術面では、バルベルデを右サイドバックに置き、ヴィニシウス不在の左にはディオマンデを起用する形で、左サイドを起点にボールを動かしながら、ギュレルとベリンガムの逆サイドへの展開でリズムを作った。課題を挙げるなら、エムバペの序盤のコンディションと、大量リードの中で1点を返された終盤の守備だろう。それでもチームとして良い雰囲気で、次はカンプ・ノウでのエル・クラシコに挑む。
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。


コメント