■ 試合結果
10月11日(現地10日)、La Liga第8節がサンチャゴ・ベルナベウで行われ、レアル・マドリードがビジャレアルを1-0で下した。後半18分にヤン・ディオマンデがレアルでの初ゴールを決めて先制。追加点と思われたヴィニシウスのゴールはVARで取り消され、さらに髪を引っ張った行為でレッドカードが提示されたが、10人になったレアルが最後まで守り切った。次節は10月18日にホームでセビージャ戦、その次の10月26日(現地25日)にはバルセロナとのエル・クラシコが控えている。
■ フォーメーション

レアルは4-2-3-1、ビジャレアルは5-3-2で対戦した。レアルはGKクルトワ、最終ラインに右からトレント、コナテ、リュディガー、カレーラス。ダブルボランチはチュアメニとバルベルデ、2列目は左からディオマンデ、ベリンガム、ギュレル、1トップはエムバペという布陣だ。対するビジャレアルは5バックでスペースを消し、モレイロ、ゲイ、コメサーニャの中盤からアコマックとペレスの2トップにつなぐ形だった。
■ ギュレルを起点に右サイドから攻撃を組み立てるレアル
前半のレアルは、右サイドのギュレルを起点に良い攻撃を繰り出した。クロスからエムバペに決定機が生まれ、オーバーラップした選手へパスを出して右サイドを活性化。トレントからエムバペへの裏抜けも一発のチャンスになり、見応えのある場面だった。特に面白かったのがトレントの立ち位置で、ボランチの位置でボールを供給することもあれば、右サイドハーフの位置から裏へ走り抜ける場面もあった。一方、左のディオマンデは前半あまり存在感を示せず、攻撃のほとんどは右サイドからだった。
■ 連動性に欠けるプレスとポゼッションの行方
守備面ではレアルのプレスに連動性がなく、ボールの奪いどころが曖昧だった。ビジャレアルはつなぐサッカーでボール保持率もそこそこ確保したが、5バックで引いたレアルの守備を崩し切れず、効果的な攻撃にはつながらなかった。前半は互いに決め手を欠いたまま、0-0で折り返した。
■ 後半の交代でヴィニシウスが左へ、攻撃の起点も変化
後半開始からカレーラスに代わってククレジャが入り、後半7分にはトレントに代わってヴィニシウスが投入された。前半に攻撃へ貢献していたトレントの交代は、ターンオーバー的な意味合いだったのだろうか。ちなみにU-NEXTの解説によると、この日の主審(イシドロ・ディアス・デ・メラ氏)が担当した試合では、レアルは10勝2分と負けなしとのこと。ただ、前半はレアルに有利な笛には見えなかった。ヴィニシウスが入ると攻撃の起点は左サイドへ移り、ギュレルも中央寄りの位置にシフトチェンジした。
■ バルベルデの崩しからディオマンデが抜け出し先制
均衡が破れたのは後半18分。右サイドでバルベルデがドリブルで崩し、そこから抜け出したディオマンデがパスを受けてゴールを決めた。一度はオフサイドの判定だったが、VARでビジャレアルのフリーマンが残っていたことが確認されてゴールが認められた。ディオマンデにとってはレアルでの初ゴール。シンプルな形から生まれた先制点だった。
■ ヴィニシウスの追加点がVARで取り消し、レッドカードで10人に
先制後はヴィニシウスの激しいプレスが発動し、チーム全体が連動してプレッシャーをかけるようになった。その流れから、ベリンガムが左サイドを単独で突破し、最後はヴィニシウスへラストパス。これを難なく決めて追加点となり、モウリーニョ監督もゴールセレブレーションに加わった。しかしVARの介入でリプレイが確認され、ヴィニシウスが相手選手(サリバ)の髪を引っ張ったとしてゴールは取り消し、ストレートのレッドカードが提示された。意図的に引っ張ったのか、前に出る際にたまたま手がかかったのかは微妙なところで、一発退場は厳しいと感じる判定だった。ヴィニシウスは試合後に謝罪したものの、エル・クラシコの出場停止の可能性が報じられている。
■ カードが乱発する中、10人で守り切る
後半32分にギュレルに代わってカマヴィンガが入り、41分にはディオマンデに代わってダンフリースが投入されて守備を固めた。この日はバルベルデが攻撃で躍動し、決定的なラストパスを何度も供給していた。一方で、コナテのイエローカードの場面もかなり微妙で、レアルにとっては不利に映るジャッジが続いた。チュアメニがFKでパスを出すのが遅れてイエローカード、その前にはリュディガーにもイエローが提示されるなど、カードが乱発する荒れた展開に。それでもレアルは10人で最後まで集中を切らさず、1-0で逃げ切った。この勝利でレアルは暫定3位に浮上し、首位バルセロナとの勝ち点差は6となっている。審判はホームチームに対してこれだけ理不尽な判定をして今後の生活が心配されるレベルでひどかった内容に感じた..解説さんの情報がネタに感じられるほどに..
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